印刷の色合いがプリンターによって違うわけ

最近は自宅にプリンターを持っている人も非常に多くなりました。デジカメで撮った写真を自宅のプリンターで印刷して楽しんでいる人も少なくありません。以前は写真というと写真屋さんに持って行って現像しプリントしていたものですが、手軽に自宅で印刷できることからプリンターを使用する人が増えているのです。しかし、実はプリンターの種類によりそれぞれ微妙に色合いが違う事を意識している人は少ないでしょう。

その理由はいろいろあります。その一つはインクの性質によるものです。プリンターは基本的に3種類の色を微妙に組み合わせて色合いを表現しています。赤、青、黄色の色を微妙に組み合わせてその色合いを表現しています。

しかし、メーカーにより元になる赤、青、黄色の個々の色味が微妙に違うため、出来上がった印刷物も微妙にその色合いが異なってきます。もう一つはプリンターの性質です。プリンターで印刷する場合には複数の色を組み合わせていろいろな色を表現しますが、プリンターによりその色の合わせ具合が異なるものです。また、組み合わせにくい色もあるので、個々のプリンターによりその色合いが異なってくるものです。

この点に注意しないと実際の物の色合いと異なるものを印刷してしまうことが多いのですが、これはなかなか難しい問題です。もし大切な写真の場合には自宅のプリンターに頼りすぎるのではなく、写真屋さんに依頼するのも一つの方法です。写真屋さんは様々な色合いの出し方を知っているので、より実物に近い色合いを表現してくれます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*