屋内ポスター印刷に適した紙の種類とは?

屋内ポスター印刷は、文字通り屋内で掲示することを目的にしているため、耐水性や対候性などをそれほど気にすることなく利用できるメリットがあります。ただ、蛍光灯に長期間さらされると印刷表面のインキが薄れて来る、色あせなどが起きることもあるため対候性はある程度考えておく必要がありますし、屋内の中でも外との出入りが激しい玄関などのような場所は、梅雨時期ともなれば外から湿気が内部に入り込むなど耐水性も考慮しておくことが良いとされます。屋内ポスター印刷に適した用紙は、どのようなポスターを作るのか、これにより変わります。例えば、アート紙と呼ぶ用紙は、上質紙をベースにしていてグロス系の塗料を表面にコーディングを施してあるもの表面が円滑になっていて印刷の再現性が高い、コート紙と比べると厚手タイプなので大きなポスターなどにも最適ですし、コーティング塗布により写真表現に適した屋内ポスター印刷用の紙といっても過言ではありません。

コート紙もポスター印刷に最適な用紙になるのですが、コート紙はポスター以外にもカタログやパンフレットなどの冊子で使われることも多く、現代において最も利用されている紙ではないか、このように考える人も多いのではないでしょうか。ちなみに、選挙のときに掲示される選挙ポスターの多くはコート紙を利用していますので、屋内だけでなく屋外に掲示したい際にも有利な用紙といえます。なお、この紙種には上質・中質・軽質などの種類があります。

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